春の京へ!
先日、久しぶりに京都へ行ってきました。季節が良いこともあり結構な人出のようでどこも多くの旅行者であふれておりました。特に、京都を含む関西圏では桜満開の時節、嵐山などはかなり混みよう。
私共はあまり時間もなかったので、京都駅よりJR山陰本線で10数分、花園駅で下車、御所より西に3kmほどの妙心寺、仁和寺、途中お昼を頂いて、竜安寺へまわり、バスで立命館大学を横目に京都駅まで帰ってきました。4時間程度の小トリップでしたが春の京都の雰囲気は感じられたかなぁ。
久しぶりの京都でしたが、改めて昔の都は、こじんまりとしたヒューマンスケールだなぁと感じます。ちょっと頑張れば徒歩(カチ)で十分に回れる規模。電車などがない時代ですから当然と言えば当然ですが。歩くことで各町ごとの繋がりやうつり変わりを感じるし、見逃しがちな様々なものが見えます。
まぁ天気もよく、気持ち良く散策できました。
妙心寺は、臨済宗妙心寺派の本山で、1337(建武4)年が起こり、現在も40を超える塔頭寺院が点在しています。
写真は、その塔頭のひとつ、1404(応永11)年に、波多野出雲守重通より妙心寺第三世無因宗因禅師に帰依して建立された妙心寺山内寺院中、屈指の古刹である「退蔵院」内の回遊庭園。名園「余香苑」と呼ばれているそうな。
また退蔵院には狩野元信の作庭される方丈庭園に水墨画の祖といわれる如拙の代表作「瓢鮎図(ひょうねん)」というものも見られます。
回遊庭園の入り口にある門扉の上部欄間には、鯰の透かし彫り物がありました。ただこれはどう見ても新しい感じが輦・・・・後付けかな。
ブックス・ランキングでトレンドチェック
2008/04/11 @ 5:44 AM
ブックス・ランキングでトレンドチェック
参考になりました。