『中銀カプセルタワービル』　記章さん　メタボ

ＭＳＮネットを見ていますと、懐かしい建物名が・・・

そう、「中銀カプセルタワービル！」、かの黒川記章大先生の代表的作品。

（余談ですが、「くろかわきしょう」をＰＣ入力すると、「黒革機商」とでる・・・・私がこれまで変換していない証拠ですね）

私の世代では、２５年以上前の1980年代後半の大学時代、講義等々でよく目にした建物！

その当時で竣工後約20年弱といったところでしょうか！

詳しい建物の解説は、少しググればいくらでも出ますので割愛しますが、

当時メタボの旗手、黒川先生の代表作であり、カプセル建築として国際的にも広く知られた作品。

ニュースが伝えるその中銀の今、築４０年以上が経ち、かなり老朽化が進み建て替えと保存のはざまで揺れ動いているとのこと。

約１０年前から傷みが目立ち始め、雨漏りや漏水が頻発し、５年ほど前には配管が壊れて給湯が停止された。現在使用される部屋は約半数にとどまる。

老朽化が著しいため、かつて建て替えが検討された。管理組合は２００７年、区分所有者などの５分の４以上の賛成を得て、建て替えを決議。しかし、跡地に新築マンションを建てる予定だったゼネコンが倒産し、決議は０９年、無効になった。（ｍｓｎニュースより）

 

大先生の唱えた「細胞の代謝のごとき、更新プログラム」は、機能せずといったところでしょうか。

まぁ「設備面に関する更新」に関しては、まだまだ技術、思想が整っていなかった時代の産物と言えるでしょう。

しかし、建物が持つ魅力がやはりあるのでしょう。今もデザイナーなどが事務所や自宅として入居しているようです。

賃貸情報もあり、絶賛入居者募集中のようです（楽しいねぇ）

いやぁ～内装もイッテマス！　皆さん、久しぶりに画像検索でもしてあらためて写真などみてくださいね。

この建物が、ドローイングではなく、実際に建設された当時の「時代のエネルギー」のようなモノを感じます！

高齢者用コンパクトＩＮＮとしても結構いいと思うけどね。

屋上にタワークレーンを常設しておけばよかったなぁ！