「階数偽装」って!


 ここ最近度々ニュース、週刊誌など多数媒体で報道されたこともあり、皆さん「耐震偽装」なる言葉はよく承知と思います。
簡単に言うと構造計算時のインチキによる経費削減を図るものです。
 そして新たなニュースとして飛び込んできたインチキが「階数偽装」!
なんじゃそりゃ!
偽装じゃないでしょ。
誰が見たって大きいんだから!
 大阪の某社ユービーなる会社による建築物で大阪市への確認申請よりも階数が1層大きかったり、吹き抜け予定の部分を室内化したり、容積率で1.9倍や3倍近いものが発覚したというもの。
11棟で階数偽装をはじめ色々な法違反が発覚しているようです。
そして一部はすでに解体工事に着手とのこと。
 設計に携わっているものとしては、まずありえない感覚ですが。
「耐震偽装」が発覚した当初、構造計算を誤魔化すことで得られる利潤なんて大したものではないのに、その程度の目的で何故耐震偽装なんかに手を染めたんだろうと疑問に考えていました。
 ところが今回の「階数偽装」、
そりゃ階数増えれば儲けもでかいわなと、ウンウン変に納得。
しかし、大阪人のこの直接的かつ大胆な発想にまさに仰天。
私自身、関西出身ではありますが、これは有り得ない感覚だなぁ・・・・
だって写真をみると周辺建物から抜きん出てデカイんだもの。
役所ももうちょっと早くわからないものかね。
 そしてこの「階数偽装」すごいところは、構造計算を再チェックしてみるとちゃんと計算されているらしいというところ。
(まだすべての建物で再チェックが完了していないようですが)
何だその変な律儀さは!
つまりただデカイだけで安全?な建物ということらしい。
まぁ人間の欲求と後ろめたさに忠実に行動した結果ということでしょうか。
まぁ皆様、一度このニュースを読んでみてください。
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20081117/528129/

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