IKEA UR賃貸 住戸改修

本ブログでもリンクを張ってある日経ケンプラッツの記事に、「イケアとURコラボ」の特集記事が掲載されています。
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20140210/651151/

ikeya
このコラボについては、昨年から行われていて、何度かメディアでも紹介されています。今回、コンセプトやモデルルームの写真などが詳しく紹介されているのでご一読ください。

記事より、コンセプトのところを抜粋しますと、

郊外の築年数を経た団地は急速に居住者の高齢化が進み、設備などの陳腐化から空室が目立っている。
解決策として若年層の入居促進を模索してきた。「その結果、コアの客層が20~30代であるイケアとの協働に行きついた」(UR総務部総務チーム)

 新たな取り組みでは、改修にまで踏み込んだ。
改修した住戸は、エレベーターのない棟の4、5階が中心。ターゲットの若年層は階段の昇降が苦にならないとみた。費用は従来の原状回復の範囲に収めた。
 間取りはリビング・ダイニングを広げたほかは、ほぼ現状を維持。
改修デザインを担当したイケア港北(横浜市)のイケアビジネス担当は、「子育て世代を強く意識した」と話す。

霧が丘グリーンタウンの内装(78m2住戸)

イケア製キッチンのあるDK (写真:UR都市機構)
イケア製キッチンのあるDK
(写真:UR都市機構)

イケアとコラボはいいのですが、
コンセプトには、若年層を取り込み目的で、子育て世代を意識してデザインとあって、なぜ5階建て、エレベータ無し住棟なのか? 
うーん!って、感がどうしてもするのは、私だけなのでしょうか?
小さい子供、ベビーカー、買い物袋、かなり重いよー!
やはりEVを1台でも増設することを合せて行って欲しいなぁ。

まぁ間取り図の一部よくをみると、恐らくこの住棟は「階段室型」と呼ばれるタイプで、1つの階段に各階で2住戸が連なっている形式だろう。
これは廊下でつながっているタイプよりもEV増設が困難なのは、よくわかるのですがね。

東京都の公営住宅でもよく用いられたこの階段室型!
都では以前、「スーパーリフォーム」と称してこの階段室型の改修計画も確かあったはず。

表面的な内装リフォームだけでなく、次回は更に一歩踏み込んだ提案を期待したい! と思うなぁ・・・