池波正太郎 作家とは 師匠 長谷川伸 

私が敬愛する作家 池上正太郎先生。

先生の師、長谷川伸氏

Shin Hasegawa
Shin Hasegawa

長谷川 伸(はせがわ しん、1884年(明治17年)3月15日 – 1963年(昭和38年)6月11日)は日本の小説家、劇作家である。本名は長谷川 伸二郎(はせがわ しんじろう)。使用した筆名には他にも山野 芋作(やまの いもさく)と長谷川 芋生(はせがわ いもお)があり、またそのほか春風楼、浜の里人、漫々亭、冷々亭、冷々亭主人などを号している(筆名が多いのは新聞記者時代の副業ゆえ名を秘したためである)。

「股旅物」というジャンルを開発したのはこの長谷川であり、作中できられる「仁義」は実家が没落して若い頃に人夫ぐらしをしていた際に覚えたものをモデルにしたという。
wikipediaより

物書きになる修行を始めたころに、池波先生へ長谷川師匠から贈られた言葉。
そして池波先生が常に肝に銘じていた言葉。

「作家になるという、この仕事はねぇ、苦労の激しさが肉体をそこなうし、おまけに精神がか細くなってしまう恐れが大きいんだが・・・・男のやる仕事としては、かなりやりがいのある仕事だよ。もし、この道へ入って、このことをうたがうものは、成功を条件としているからなんで、好きな仕事をして成功しないものならば男一代の仕事ではないということだったら、世の中にどんな男の仕事があるのだろうか、こういうことなんだね。ま、いっしょに勉強しようよ。」

「絶えず自分を冷たく突き放して見つめることを忘れるな。」

「何が新しいか何が古いかということは単純きわまる論拠なんだねえ。新しいというものは古いものからしか生まれてこないのだ。古いものから出た新しいものというのはある。しかし新しいものという究極のものはないんだ。また古い物の究極もないのだよ。」

ちょっと考えさせられるー!