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陽当りや日照時間の検証方法について簡単にまとめました。
土地購入や住まいの計画の際に、お客さんが最も気にされるのが「陽当り」です。
購入を検討している土地や建設していく建物に、

実際にどれくらいの時間、陽が当るのか?
その時間は、一日のうちでいつの時刻なのか?
どの辺りが陽にあたるのか?
また季節によってどの程度変化すのか?

不動産屋さんに訊いても、「ご覧の通り、結構陽当りいいですよ。」ぐらいのものです。
隣接する建物の状況や時間を勘案して、大よそを想像するくらいで、なかなか正確なイメージがわかずに頭を悩ませるところです。
価格以外で、結構、購入の決め手となることも多いポイントでもあります。

チェック本や指南書などには、「訪問日を変えて何度かチェックすべし!」とよくありますが、
さすがに季節を変えて何度も訪問することは、実際無理ですよね。 その時には既に売れてしまってます(笑)

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Photo-周囲を高い建物に囲まれた敷地

  

そこで、うちでは購入予定地の日照状況をC G映像を用いて、季節や時間毎の陽当りの変化をシュミレートして検証したりします。
この方法だと、土地の経度、緯度など位置情報と方位、高低差、周辺建物などを設定することで、かなり正確な日照シュミレーションが可能です。
視覚的にわかりやすい表現が可能なので、お客さんもイメージがつかみ易く、購入の判断材料の一つとして喜んで頂けます。

設計が進み、計画する建物がまとまってきた段階では外壁における日照状況や室内への影響なども検討することも可能です。窓の位置決定などに有効なツールでもあります。
模型と合せて利用することでより一層に計画建物のイメージが高まります。

  

 陽当りの検証サンプル (土地の陽当り検討事例)

このサンプルは、土地購入にあたって、事前にその土地の陽当りを検証、確認した事例です。
敷地周辺にかなり段差がある計画地で、南方位には高さ約5mほどの石垣があり、その上に樹高さ約15m前後の大きな樹木が立ち並ぶ場所でした。

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購入を検討している土地に、日中どのように太陽光があたるのかを確認しました。
西隣にある隣家ボリュームも入力し、合せてその影響も確認しています。

かなり立木の影響があることがよく見てとれます。
冬至では、一日中計画地(地表面)に立木の影が落ちることがわかります。
逆に、夏至では殆ど立木の影響はなく、中間期で敷地の道路側一部まで影が伸びてきそうですね。

  

〈冬至の映像〉
 日の出- 6:57/南中-11:51/日の入-16:45

〈夏至の映像〉
 日の出- 4:38/南中-11:54/日の入-19:10

  

〈夏至と冬至を合せた映像〉
両方の季節の映像を時刻を合せて同時に見ると、その差がよく把握できます。
左側が冬至、右側が夏至

他にも、外壁面や窓、内部空間に当る太陽光の検証も可能です。
いろいろなプレゼンテーション表現で完成イメージをつかむことができます。