Haiti Earthquake

1995年1月17日に発生した阪神淡路大地震からちょうど15年となる直前5日前の2010年1月12日に、ほぼ同規模の大地震が、Port-au-Prince, Haiti で発生しました。

CNNworld:Haitians dig themselves out as quake damage slows outside aid

その規模は、M7.0と阪神淡路大地震のM7.3とほぼ同規模。震源深さも深さ10kmと阪神淡路大地震の深さ16kmと同様に非常に浅く、また活断層の動きが確認されているとか。阪神淡路大地震と似通った構造の地震に感じられ、他人事とは思えない。

島国という共通点もそう感じてしまう理由かも。

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ただ国政が不安定で貧困国という点から日本と比べものにならない今後の復興の大変さが予想されます。ニュースを見る限り、国としての機能は完全に停止状態。出来るだけ早急な国際的援助が必要とされるでしょう。こんな時こそ、日本が地震国としてのこれまでの経験を生かした的確で迅速な救援を行うべき。だが日本は、現在これまで政権運営をしてこなかった新政権。大丈夫だろうか?と不安になります。

気候は、日本と違い温暖で首都ポルトープランスでは、最低温度20℃最高28℃ぐらい。生き残った被災者が寒さに凍えるという心配はないが、逆に死体の腐敗が急速に進むということ。感染症なども心配される。

さて、現地写真を見る限り、鉄筋コンクリート造+ブリックまたはコンクリートブロック積みの建物が多く、鉄筋はあまり多く見受けられない。これでM7.0を受ければ、耐えようがないであろう。

色々な支援の方法があるだろうが個人では、救援金の寄付ぐらいでしょうか。

日本赤十字でも受け付けはしているが郵便局窓口のみ。このネット時代にもう少し間口を用意できないのか!ユニセフは、ユニセフでインターネット寄付やクレジット寄付の窓口はあるが、ハイチ地震単独の寄付はない。どこに使われるか不明って!どうなっとるの、ほんと。

「ハイチの位置」