[ 資金シミュレーション 01]
住宅としては、最も一般的と思われる「木造2階建て」(基準法的には、4号建物)を住宅ローン(2,000万円融資)を利用して、
取得済みの更地に建設する場合の資金シュミレーションを行いました。
規模も、都市部ではよく見られる35坪程度に想定しています。
結果をみると、竣工1年後の税金なども含んだ総額費用(税込)が 29,006,000円となっています。
内訳:
主な建設費(建設工事費と設計監理料): 27,027,000円(93.18%)
その他の諸費用:1,979,000円(6.82%)
「その他の諸費用」の「主な建設費」に対する割合:1,979,000円 ÷ 27,027,000円 × 100 = 7.32%
この事例では、土地の登記費用や解体工事、水道加入金などは考慮していないことを考えると、
やはり10%程度の諸費用を考慮した資金計画をしておくと余裕を持って計画が進められると思います。
木造/2階建て住宅の場合
建築地: 東京都23区内
構造形式: 木造(軸組工法)/地下0階、地上2階建て
建物規模: 115.50㎡ (35.00坪) ※予定延床面積
基本仕様: 一般仕様(非長期優良住宅)
その他条件:土地取得済み
[特記事項]
・更地の土地を購入済みとして想定
・登記費用は、建物の課税標準価格を1,000万円として設定し、軽減措置を適用(H27.3.31期限)
・建物の竣工時の固定資産税評価額を建設工事費の60%として設定(¥13,650,000)
・建物の竣工後1年時の固定資産税評価額:建設工事費の60%×経年減点補正率0.80として設定 (¥10,920,000)
・固定資産税、都市計画税は、軽減措置が利用可能だが短期的な適用となるため将来の支出を把握するため反映させていない
私たちの事務所では、記載の参考事例のようなコストシュミレーションを作成し、計画の進捗に合わせて随時、更新を行いながらコスト管理を行っています。
ご相談、ご質問があれば、遠慮なく気軽にお問い合わせください。
※本サイトに掲載の内容は、平成26年4月現在の法令に基づき作成しています。